2017年度 未成年者飲酒帽子教育学校コンクール|入賞作品

小学校部門: 受賞校一覧

学校名 都道府県 タイトル
最優秀賞 川口市立差間小学校 埼玉県 ライフスキル教育としての飲酒防止教育
優秀賞 柳川市立皿垣小学校 福岡県 学んだことを実践できる子どもをめざして
~体験活動をとりいれた飲酒防止教育~
優秀賞 名古屋市立神宮寺小学校 愛知県 お酒って何もの?!
優秀賞 広島県三次市立作木小学校 広島県 もし お酒を勧められたら何と言って断りますか?
特別賞 該当なし - -

最優秀賞

都道府県 学校名 担当者名
埼玉県 川口市立差間小学校 鈴木真由美
埼玉県 川口市立差間小学校

現在の学習指導要領の保健学習では、6年生での飲酒防止に関する指導は1時間になっています。小学校でも正しい知識を取得するために、保健と総合的な学習の時間と合わせ飲酒防止教育に取り組んでいます。家族の飲酒やアルコールのCMなど、児童にとっても飲酒は目にする機会が多いため、正しい知識を獲得し、自己肯定感、自己統制、自己主張、問題解決などのライフスキルの獲得を目指して飲酒防止教育を実践しました。

<取り組み内容>
総合的な学習のライフスキル教育の中で、飲酒防止教育に4時間を配当し、担任教諭と養護教諭が協力し、次の授業を実践しました(①アルコールの害と自分の体質を知るアルコールパッチテストの実施②「徒然草」に登場する一節、『酒は百薬の長、されども万の病は酒よりこそ起これ』の解釈③教師3人を相手に飲酒を勧められた時の断り方をロールプレイングで学ぶ演習④20歳の自分へ向けての手紙の執筆)。授業では、実物の清涼飲料水とアルコール飲料を活用した比較や、アルコールハラスメント対策に使えるグッズを用い、児童相互のアクティブラーニングになるように指導を行いました。
また、警察から講師を招き、喫煙・飲酒・薬物防止教室も行いました。他にも、各教室で休み時間にビールすごろくを活用し、楽しみながら正しい知識を学んでいます。今後は地域全体で小中学校の共通指導としていくことを考えています。
発表の様子
【小学校部門】(左より)鈴木 真由美先生、大森 遥嘉さん、渡辺 匠達さん
(川口市立差間小学校)