未成年者飲酒防止教育学校コンクール|結果発表・入賞作品

【2018年度結果発表】

ビール酒造組合では、2002年度から「未成年者飲酒防止ポスター・スローガン・学校賞 募集キャンペーン」を実施し、2017年度からは、「未成年者飲酒防止教育 学校コンクール」と名称を改め、学校としての未成年者飲酒防止に向けた取り組みを全国から募集してまいりました。学校・地域で未成年者飲酒が及ぼす健康への弊害などについてのより一層の理解促進を狙いとしております。今年度は、全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校(学級)から45点の取り組みの応募がございました。

集合写真

選考委員会(東ちづる審査委員長)による厳正な審査の結果、小学校部門で最優秀賞1校、優秀賞3校、中学校部門では最優秀賞1校、優秀賞3校、審査員特別賞1校、高等学校部門では最優秀賞1校、優秀賞3校、そして特別支援学校(学級)部門では審査員特別賞1校を選出いたしました。なお2部門における審査員特別賞につきましては同一校による受賞となり、全部門合計で13校を選出いたしました。

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小学校部門: 受賞校一覧

学校名 都道府県 タイトル
最優秀賞 利根町立文小学校 茨城県 児童保健委員会と取り組む飲酒防止教育
優秀賞 川口市立差間小学校 埼玉県 第2期 保護者とともに考える
未成年者飲酒防止教育
優秀賞 柳川市立皿垣小学校 福岡県 健康な生活を実践する子どもをめざして
~ユニバーサルデザインの視点を
生かした飲酒防止教育~
優秀賞 横浜市立南舞岡小学校 神奈川県 体験を通した飲酒防止教育
審査員特別賞 該当なし - -

最優秀賞

都道府県 学校名 担当者名
茨城県 利根町立文小学校 中村まさえ
茨城県 利根町立文小学校

2017年度、保健安全教育活動の更なる充実を目指し、学校保健委員会におけるテーマに「本校における健康教育の取り組み」を掲げ、児童・保護者・地域の実態やニーズに応じた内容への見直しを進めることとした。そのなかのひとつとして、2017年度は児童保健委員会の活性化と健康情報発信力の向上を目的に模擬保健指導「上手に断る~お酒編~」を実践した。2018年度も、学校・PTA・学校三師(学校医・学校歯科医・学校薬剤師)等の専門家の手を携えた新たな取り組みを継続している。

<取り組み内容>
5~6年生に行うミニ保健指導が短時間でも有意義で印象に残るものになるよう、お酒に関する事前アンケートで児童の実態に迫った。児童保健委員会活動においては、養護教諭と学級担任によるロングの模擬保健指導で「上手に断る~お酒編~」を行い、アルコールパッチテストやコニュニケーション方法、上手な断りかたのロールプレイングを体験した。結果、未成年の飲酒は「自分にも起こりうる健康課題」として捉える児童が多くみられ、これらの結果や児童保健委員の感想をもとに、指導資料を作成した。
2018年度は模擬保健指導として「どうする?どうなる?お酒のこと」。また、「命を守る行動について考えよう」をテーマに「プッシュプロジェクト」と未成年飲酒防止キャンペーンの実施、6年生を対象とした保健学習「飲酒の害と健康」授業補助を活動計画とした。
発表の様子
【小学校部門】(左より)中村まさえ先生、小林嘉人さん、大橋一心さん
(利根町立文小学校)

中学校部門: 受賞校一覧

学校名 都道府県 タイトル
最優秀賞 広島市立段原中学校 広島県 ストップ!未成年の飲酒!
~生徒保健委員会の取り組み~
優秀賞 東大阪市立縄手北中学校 大阪府 アルコールの影響を確認しよう
優秀賞 平塚市立太洋中学校 神奈川県 アルコールの害について
優秀賞 日立市立坂本中学校 茨城県 保健体育員会による飲酒防止
審査員特別賞 野洲市立中主中学校 滋賀県 未成年者飲酒防止について考えよう

最優秀賞

都道府県 学校名 担当者名
広島県 広島市立段原中学校 中津直子
広島県 広島市立段原中学校

広島市南区に位置し、生徒数428名、17学級の中規模校である。校区内には広島カープの本拠地マツダスタジアムがあり、飲食店の数も多く、学校から自転車やバスで15分ほどで繁華街に行くことができる交通の便が良い立地である。保健委員会は各クラス男女1名ずつ34名おり、本年度から保健委員会の新しい取り組みとして、学年を縦割りにして、異年齢で交流しながら委員会活動を行ってきた。
文化祭への取り組みを考えるなかで、利便性の良い土地にある学校ゆえに、日常的に大人が飲酒している状態を目にする生徒が多いと考え、3年生が中心となり「未成年者飲酒防止」について取り組みを実施することとなった。

<取り組み内容>
7月の保健委員会では、アルコールパッチテストを実施し、3年生が1・2年生に「アルコールが体内でどのように分解されるか」と「アルコールパッチテストのやり方」を説明した。パッチテストは、皮膚が弱い人は「やらない」意思表示をするよう説明。生徒は、班の形に机を寄せてパッチテストを実施し、皮膚の色の変化を観察し、自分はアセトアルデヒド分解能力が普通にある「白型タイプ」なのか、分解能力の低い「赤型タイプ」なのか、将来はどのようなことに気をつければいいかを確認した。
また、飲酒状況体験ゴーグルを使用し、同一人物が、①ゴーグルなし、②ほろ酔い、③酩酊、④泥酔の4種類を体験。飲酒により平衡感覚がどのように変化するかを、紙くずをゴミ箱に入れる、線の上を歩く、字を書くなど7通りの動作で体験し、どのくらい時間がかかったかも計測した。
さらに、保健委員が全校生徒と教職員を対象に、飲酒についてのアンケートを作成。アンケート内の教職員からの「未成年者へのメッセージ」を保健委員が手書きでまとめ、掲示物を作製した。
これらの飲酒体験ゴーグルの様子や、教職員からのメッセージを保健委員がビデオで撮影。10月の文化祭では、ビデオの上映後に、アルコール依存症の親をもつ教職員から送られた手紙を朗読することとした。
発表の様子
【中学校部門】(左より)中津直子先生、大束晃生さん、由田彩華さん
(広島市立段原中学校)

高等学校部門: 受賞校一覧

学校名 都道府県 タイトル
最優秀賞 栃木県立那須拓陽高等学校 栃木県 未成年者飲酒防止教育への取組
優秀賞 山形県立新庄神室産業高等学校 山形県 STOP!未成年者飲酒
~生徒保健委員会の活動を通して~
優秀賞 東京農業大学第三高等学校 埼玉県 STOP飲酒
~未成年者飲酒防止キャンペーン~
優秀賞 東京都立蒲田高等学校 東京都 アルコールパッチテスト
・飲酒体験ゴーグル
審査員特別賞 該当なし - -

最優秀賞

都道府県 学校名 担当者名
栃木県 栃木県立那須拓陽高等学校 安藤季美
栃木県 栃木県立那須拓陽高等学校

今年120年ぶりに成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる改正民法が成立し、一部の生徒から「高校生からの飲酒もできるよね」との声があった。このことから、未成年者飲酒防止教育に保健委員で取り組み、校内や校外への正しい知識の発信と、勧められても「NO!」と言える力をつけたいと考えた。

<取り組み内容>
保健委員会で「映像で学ぶ未成年者飲酒防止教育教材」による学習会を実施。それらも参考にして、本校生の実態を把握するためのアンケートを全校生に実施した。その結果と課題について学校祭で発表し、全校生で共有。課題として「未成年者に飲酒をすすめる大人」に対する啓発と「NO!!」と言える子供の育成のためのリーフレットを作成した。
発表の様子
【高等学校部門】(左より)渡辺零さん、國井泰斗さん、安藤季美先生
(栃木県立那須拓陽高等学校)

特別支援学校(学級)部門: 受賞校一覧

学校名 都道府県 タイトル
最優秀賞 該当なし - -
優秀賞 該当なし - -
審査員特別賞 野洲市立中主中学校 滋賀県 未成年者飲酒防止について考えよう