\ 飲み方カエルPROJECTについて /
女性のカラダは、体脂肪や肝臓の大きさの関係上、男性よりもアルコールの影響を受けやすいとされています。体内のアルコールを分解するのに男性のおよそ1.3倍の時間がかかることも知っておきましょう。
「わたしはお酒に強いし、まだ酔っていないから大丈夫」と思っていても、カラダには負担がかかっています。女性のカラダは、男性よりもお酒に弱くできているため、飲むお酒の量は、1日あたりビール500ml※(純アルコール量20g)を超えると、生活習慣病のリスクが高まりますので気を付けましょう。
※アルコール度数5%として換算。
妊娠中の女性がお酒を飲むと、赤ちゃんの体が正常につくられなくなります。
授乳時の飲酒も、赤ちゃんに悪影響を与えてしまうので、お酒は飲まないようにしましょう。また飲み過ぎは不妊の原因にもなるため、妊娠を意識した時から、飲酒はやめましょう。
監修:独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター
飲み方カエルPROJECTはじまる篇
ノンアルに置きカエル篇
今日はヒカエル篇
お腹の赤ちゃんも未成年者です。
妊娠中にお酒を飲むと、胎盤を通じて直接アルコールが胎児の血液に入り、胎児がお酒を飲まされたことになります。妊娠中にアルコール類を摂取したことにより、生まれてくる赤ちゃんが胎児性アルコール症候群「FAS」(Fetal Alcohol Syndrome)になることがあります。発育障害、知能障害、顔貌異常などの症状が表れるのが特徴です。また妊娠中の飲酒は、早産や流産、分娩異常の原因になることもあります。妊娠を意識した時点で、お酒は飲まないようにしましょう。
お酒は母乳とともに
赤ちゃんの体内に。
授乳中のお母さんの飲酒は、母乳を通して赤ちゃんにお酒を飲ませたことになってしまいます。アルコールが母乳へ移行する割合は高く、血液中のアルコール濃度と母乳中の濃度はほぼ同じといわれています。赤ちゃんにお酒を飲ませたい親はいないはず。授乳期の飲酒は絶対におやめください。