STOP!20歳未満飲酒 2019年度 20歳未満飲酒防止教育 学校コンクール|結果発表・入賞作品

中学校部門: 受賞校一覧

学校名 都道府県 タイトル
最優秀賞 広島市立段原中学校 広島県 「ストップ!20歳未満飲酒」の取り組み
優秀賞 美唄市立美唄中学校 北海道 なぜ未成年の飲酒がだめなのか!?
優秀賞 飯能市立南高麗中学校 埼玉県 生徒 保健給食委員会による
20未満飲酒防止運動
優秀賞 新見市立大佐中学校 岡山県 未成年飲酒防止教室
審査員特別賞 該当なし - -

最優秀賞

都道府県 学校名 担当者名
広島県 広島市立段原中学校 中津直子
広島県 広島市立段原中学校

 広島市南区に位置し、生徒数450名、16学級の中規模校である。校区内には広島カープの本拠地マツダ ズーム・ズーム スタジアムがあり、飲食店の数も多く、学校から自転車やバスで15分ほどで繁華街に行くことができる交通の便が良い立地である。利便性の良い土地にある学校ゆえに、日常的に大人が飲酒している状態を目にする生徒が多いため、昨年度より20歳未満飲酒防止教育を行っている。

<取り組み内容>
 ビール酒造組合のホームページにある啓発のビデオを参考に、保健委員が20歳未満の飲酒の害や断り方についてのビデオを制作し、文化祭で上映を行った。劇には教員も登壇し、お酒に対する体質がいろいろあることへの理解を深めた。
 文化祭ではアルコールパッチテスト・飲酒状態体験ゴーグル実施の様子をまとめステージで発表すると共に、地域の薬剤師さん・スーパーの店長さん・警察署へのインタビュー結果を模造紙にまとめ、掲示物を制作した。肝機能や骨、脳、生殖機能に影響があること、急性アルコール中毒になりやすいことや、未成年者飲酒禁止法が大正11年に制定された法律であると知るなど、さらなる理解促進へと繋げた。
 お酒に関する事前アンケートでは、「上手に断れるかわからない」という生徒が多かったが、薬剤師を招いて薬物乱用防止教室を実施し、断り方などを学習したところ、事後アンケートではわからないと答えていた生徒が減り、変化した様子が伺えた。薬物乱用防止教室の内容や事前事後アンケートの結果は、ほけんだよりにまとめ保護者へも配布した。
発表の様子
【中学校部門】(左より)中津直子先生、川村慶太朗さん、三宅花音さん
(広島市立段原中学校)