「未成年飲酒防止」に関する理解や問題意識を高めるための取組み

生徒の未成年者飲酒に対する問題意識を高めるべく、保健の授業を通して啓発活動を実施。マグロの赤身を使用したタンパク質を凝固させる実験などを通して、未成年者飲酒の危険性を生徒自身が体験する機会を設け啓発に努めた。

<取り組み内容>

喫煙に比べ飲酒問題への意識が低い生徒が多かったが、生徒の中にはお祝いの席などでアルコールを勧められたというケースもみられた。

 そこで昨年度から保健の授業の中で「アルコールの害」について取り上げ、生徒自身が未成年者飲酒の危険性を体験する場を設けた。

 一昨年はアルコールパッチテストを行い赤型体質と白型体質について学習し、今年度はさらに、マグロの赤身を使用して、アルコールでタンパク質を凝固させる実験を実施。

 時間の経過とともにマグロの赤身表面の細胞が脱水され、小さくなっていくことを確かめた。その記録は、保健委員と共にまとめ、掲示物の作成にも取り組んだ。 実験などを通しアルコールが体に与える影響を生徒が実体験することで、意識の啓発に努めた。今後も飲酒状態ゴーグルなども取り入れ、啓発活動を継続していく。