地域とのつながりが強い環境で、生徒の問題意識を高めるべく活動を実施。
断酒会や警察署など校外とも連携をした取り組みと、アルコールの疑似体験で生徒の意識啓発に努めた。
<取り組み内容>
飲酒問題を「自分と関係ない」と捉えている生徒が多かったが、祭りの盛んな地域なのでアルコールを勧められる可能性もある。
そこで事前にアンケートを実施したところ、7割の生徒が祭りの時に勧められるときっぱり断ることができないと回答した。
そのため、保健委員会で断り方のビデオを作成するとともに、断酒会と警察署を訪問し、それぞれの話を伺った。
その内容を保健集会で報告、発表を行いアルコールについて考える時間を設け、保健の授業等でパッチテスト、飲酒状態体験ゴーグルを使い、アルコール疑似体験を通して飲酒の怖さについて学んだ。
事後のアンケートでは、アルコールをきっぱりと断ると回答した生徒が46%も増加し、自分のこととして受け止めることができるようになった。