「未成年飲酒防止」に関する理解や問題意識を高めるための取組み

飲酒に関する様々な問題を抱えている沖縄県として、
生徒の問題意識を高めるべく活動を実施。実態調査をもとに、
朝の時間や講演会を活用し、半年間の計画を立てて取り組んだ。

<取り組み内容>

 生徒・保護者に向けてアンケート調査を実施したところ、喫煙や薬物乱用に比べると飲酒の意識が低いことが判明。朝の時間を活用して、アンケート結果や海外の広告を比較するなど、生徒が考える機会をもった。

 その後、保健授業でのパッチテストや、心理療法士を招いた講演会、沖縄県警察本部を招いた講話、保護者の学習会など多岐に亘った活動を実施。

 一連の活動の後に第2回目のアンケート調査を実施すると、1回目と比較して、飲酒がもたらす身体への影響の理解度が増し、未成年者飲酒を「よくない」と答えた生徒が6.2%増加するなどの効果を得られることができた。