ポスター・スローガン・学校賞募集キャンペーン|表彰・審査委員長コメント

表彰風景

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審査委員長のコメント

審査委員長

 皆様、この度は受賞おめでとうございます。私は審査委員長をしてまだ3年目ですが、本当に楽しみにしています。私は絵を描くのが好きで、中高のころは漫画家やイラストレーターになりたいと思っていました。今も絵本を出したり、文章を書くのも好きで本を書いたりしているので、この審査が本当に楽しみです。

 学校とか保護者とか、社会の方々と一緒になって取り組むこの活動が、今年はどんな活動なのかな、とわくわくしています。私は最終審査に関わりますが、それまで約9000の作品から各界の代表者、関係者で喧々囂々(けんけんごうごう)、侃侃諤諤(かんかんがくがく)の議論をしています。お名前や学年は伏せた形で審査しますので、今日初めて、この作品は女性だったんだ、など思う次第です。皆様と今日こうしてお会いできてうれしいです。

 ここで皆様にお願いがあります。お酒は人間が古くから愛している嗜好品です。これは未成年の人たちには精神的にも肉体的にも悪い影響があるということで、未成年者の飲酒は禁止されています。ですが、お酒というものは研究者、作る人、運ぶ人、売り場の人、入れるグラスを作る人など、たくさんの人たちが関わっているものです。私も大好きです。昨日は疲れた体と気持ちをいやすためにハイボールを飲みました。(笑)どう付き合うかが大事です。お酒のトラブルもやっぱりあります。それはお酒が悪いのでなく、お酒とどう関わっていくかの私たち人間側の問題なのです。例えばナイフを使った犯罪があった場合、ナイフが悪いのでなく、使った人の問題ですよね。なので、お酒はどういったものなのかということを、こうした機会にもっともっと勉強して頂きたいと思います。そして皆さんが、お子さんの立場から大人に対してもいい影響を与えてほしいと思います。そして成人になった時、お酒と上手に付き合ってもらったらと思います。

 来年も楽しみにしているんですが、皆様から同級生や後輩の方々にアドバイスして頂いて、もっともっと個性を発揮して自由に思い思いの作品を応募して下さるよう、検索の「検」の字を「思」に変えて、思索して欲しいと思います。そして学校賞をもっと増やしてください。これをきっかけに老若男女が一緒に活動するのは素晴らしいことです。

 皆様、本当におめでとうございました。

会長代表理事 ごあいさつ

会長代表理事

 本日は、雨模様のお足もとの悪い中、生徒様、先生に、徳島、岐阜、新潟、愛媛という遠方よりお越しいただきましてありがとうございます。

 ビール酒造組合では、日本洋酒造組合との共催で未成年者飲酒防止ポスター・スローガン・学校賞 募集キャンペーンを毎年行っており、今年で11回目となります。これも国税庁の皆様、内閣府、警察庁、文部科学省、厚生労働省、そして各学校関係団体の皆様の多大なご協力のおかげです。また今年で3年目になります東ちづる審査委員長をはじめ審査委員の皆様にこの場をお借りしまして感謝申し上げます。

 このキャンペーンの目的は、中高生の皆様にポスター、スローガンを作成して頂く過程で、未成年者飲酒防止の意味や重要性を考えて頂くことです。またあわせて行う学校賞については、未成年者飲酒に対する学校単位での優れた活動を表彰させて頂き、全国にお知らせしていくことで、より多くの学校関係者に参加して頂き、「未成年者飲酒防止」の教育活動の一助となることを願い、実施しております。

 また本年はポスター、スローガン、学校賞あわせて9292作品と大変たくさんのご応募を頂きました。作品はどれも一生懸命に考え、一生懸命に製作していただいております。また学校賞の取り組みも各校とも熱心にご努力されたものと存じます。本当にありがとうございました。

 本日はその中でも特に優れた作品を作成、活動をされていた方々です。受賞者ならびにご関係の皆様のご努力に敬意を表しますとともに、心よりお祝い申し上げたいと存じます。誠におめでとうございます。

 受賞された皆様、応募された方々、関係者の方々の全ての思いを受けまして、未成年者飲酒防止の輪を今まで以上に広げて発展させていきたいと考えております。

 本日はありがとうございました。

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