「未成年飲酒防止」に関する理解や問題意識を高めるための取組み

 本校は、平成16年度学校保健委員会のテーマに「未成年者の飲酒防止について」取り上げ、4つの目標を掲げ実践を行っている。
◆学校保健委員会に取り組むために、事前に保健体育委員の生徒がフリートークをした上で、本校生徒の実態を把握し、調べ学習や聞き取り調査を実施し、正しい知識を得る。
◆学校保健委員会で保護者や学校薬剤師及びサポートセンターの職員、教職員と協議をすることで知識をより深める。
◆保健体育委員会が学校保健委員会によって得た正しい知識やより深めた知識を、全校生徒に啓発する。
◆継続した啓発活動を通して、安易に考えていた未成年者の飲酒について、全校生徒が関心を持ち、正しい行動選択がとれるようにする。

※取組を通して
生徒とのフリートークが大変有意義で参考になり、新たな活動が展開されていった。未成年者の飲酒、喫煙については、ゲートドラッグとも呼ばれている。もちろん依存性もあり、未成年者については害も大きい。教育が一番の予防であると考える。3年生の感想には、「僕は、今までにお酒を飲んだことがあるが、これからはお酒は飲まないようにしたい」と書いてあった。学習することによって行動変容ができることは嬉しいことである。大事なことは繰り返し啓発する事であると考えているので今後も生徒の気持ちにより添いながら指導していきたい。また、生徒の中に健康に関するリーダーを育て、生徒同士のピアでカウンセリングできるよう育てていきたい。

●キャンペーンへの作品応募…スローガン16作品/ポスター2作品