「未成年飲酒防止」に関する理解や問題意識を高めるための取組み

♦郡上高校文化祭(9月9日)へ、「STOP!the drinking」をテーマに保健委員会として参加。「未成年飲酒防止」のポスター及びスローガンを作成。

♦文化祭ではアルコールと健康について考えるスペースを展示。文化祭オープニングの30秒PRにも参加し、全校生徒にアピール。

♦保健の授業で飲酒について学習しているが、こういった機会により改めて飲酒について考えることができてよかった、という声を生徒から聞くことができた。

詳しい内容

 郡上高校文化祭に「STOP! the drinking」をテーマに、保健委員会として参加。

6月中旬:

「文化祭で本キャンペーンに保健委員会で参加してはどうか。」と提案したところ、生徒の賛同を得ることができ、取組みを始めた。

7月中旬:

夏休み前に保健委員42人(2人×21クラス)が「未成年者飲酒防止」を訴えるためのポスターまたはスローガンを作成。昼休みや、放課後を利用して一人一人考えた。保健委員からの呼びかけにより、委員以外の生徒からの参加もあっという間にたくさんの作品が集まった。

9月上旬:

夏休み明け、保健室にて作品展示の準備にとりかかった。文化祭前日には、「アルコール健康医学協会」制作のアルコール健康教育教材・「お酒と健康を考える」も一緒に展示し、アルコールと健康について考える展示スペースを完成させた。

9月9日:

文化祭当日。オープニングの30秒PRにも積極的に参加し、「未成年の飲酒はいけない」ということを全校生徒にアピール。客席の生徒たちからの反響もあり、たいへん盛り上がった。生徒たちからは「保健の授業で飲酒については学習しているが、こういう機会があると改めて考えることができてよかった。」という声を聞くことができた。

 これらの学習を通じて生徒の考えが「少しぐらい飲んでもいいじゃないか。」という考え方の生徒が「大人になるまでは飲まない。」「大人になっても飲み過ぎない。」というように変化した。 生徒たち自身が、酒の良さの部分とともに過度の飲酒による害を調べることで、その学習の中で獲得した知識をもとに自らの行動を判断できるようになった。

●キャンペーンへの作品応募…スローガン87作品>